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K2 紹介

「なぜ、あなたはK2を目指すのか」
「そこに山があるから」

K2 00

k2 01

プレイ人数:1~5人
プレイ時間:1時間
対象年齢:8歳以上


各プレイヤーは2人の登山家を担当し、それぞれがK2の山頂を目指します。
しかし、登頂が最も難しいと言われているこの山は、慈悲も容赦もなくプレイヤーを絞め上げます。

k2 02

「寝るな!寝たら死ぬぞ!!」
雪山での遭難シーンでよく目にする台詞ですが、このK2をプレイしているとついつい口をついて出てしまいますw
遭難者の数も多い山を題材にしているだけあって、不用意な登山家を待っているのは「死」なのです。
おお、こわいこわい。

天候の不安定さも再現されており、それが登頂への道をさらに険しいものにしています。

そして頂上にたどり着いたらゲームが終了するというわけでもありません。
その後、ゲームが終了するまで生き延びることができなければ全てが無駄になってしまうのです。

無理をしないときっと勝てないけれど、もしかしたら死んでしまうかもしれない。
そんな緊張感とジレンマを存分に味わえるゲームです。




【メインボードの説明】
メインのボードにはプレイヤーが挑むK2が描かれています。
ボードは両面仕様になっており、表と裏でゲームの難易度が異なります。
青空が広がっている表面なら易しく、暗雲立ち込める裏面なら難しくなります。

k2 03

K2の上には多数のマスがあり、登山家たちはそこを通って頂上を目指します。

青い円のマスは登山家は順応レベルを上げてくれますが、赤い円のマスにいる登山家は逆に順応レベルが下がってしまいます。
順応レベルは各プレイヤーの個人ボードに記録します。

k2 04

順応レベルが0以下になった登山家は即座に死亡してしまいます。


黄色い円の中の数字は、そこに侵入する際に消費する移動ポイントを表しています。
つまり、黄色で②と書かれたマスへ侵入するためには2移動ポイントを消費しなければなりません。
黄色い円の無いマスには1移動ポイントで侵入できます。


標高が高くなるにつれて、各マスに同時に止まれる人数が制限されていきます。
制限人数はプレイヤー数によって変化します。

k2 05


【プレイヤーカード】
プレイヤーは18枚のカードセット(内容は同じ)を持ちます。
そのうちの6枚を手札とし、毎ラウンドそこから3枚のカードをプレイして登山家を移動させたりします。

k2 06

緑の円が描かれているものは移動カードで、円の中の数字の分だけ移動ポイントをもたらします。
移動カードの中には、上りと下りで移動ポイントが異なるロープカード(画像の下段真ん中)もあります。

青い円の描かれているものは順応カードで、円の中の数字の分だけ登山家の順応力を上げます。


【天候タイル】
メインボードの横には表向きの天候タイルが2枚並びます。

k2 07

これによって向こう6日間の山の天候を知ることができます。
どの標高にどんな影響があるのかの情報が示されており、対象のエリアにいる登山家はその影響を受けてしまいます。

天候タイルには「夏」と「冬」の2種類があり、どちらを使用するかで難易度が変化します。
夏の天候なら易しく、冬の天候ならより厳しいゲームになります。




【ゲームの流れ】
ゲームは18ラウンド(18日間)で終了します。
各ラウンドは5つのフェイズで構成されており、それらを順番に行っていきます。


フェイズ1:カードの選択
プレイヤーは手札から3枚のカードを選びます。
全員がプレイするカードを選び終わったら、一斉にそれを公開します。



フェイズ2:リスクトークンの受け取り
各プレイヤーは、フェイズ1で公開したカードの移動ポイントを合計します。
その合計値がもっとも高いプレイヤーは、表向きになっているリスクトークンから1つ選んで取らなければなりません。
無茶な移動にはリスクが伴うというわけです。
ただし、もっとも高いプレイヤーが複数の場合は誰も受け取りません。

k2 08



フェイズ3:アクションの実行
フェイズ1で出したカードのアクションを行うフェイズです。
移動カードで登山家を移動させ、順応カードで登山家の順応レベルを上げることができます。

フェイズ2でリスクトークンを受け取ったプレイヤーは、その影響を受けます。
リスクトークンに書かれている数字の分だけ、移動ポイントや順応レベルを下げたりしなければなりません。
ただし、数字が「0」の場合は何も起こりません。


高い場所に移動した登山家はより多くの勝利点をもたらしますが、死亡してしまった登山家からは1点しか得られません(たとえ頂上まで到達していたとしても)。
登山家を死亡させないように、位置どりや天候に気を配り、慎重にアクションを選びましょう。
得られる勝利点はマス内の旗に書かれています。

k2 09

一度獲得した勝利点は登山家が死亡しないかぎり、減少することはありません。
登山家の順応レベルが危ない時や、山頂まで到達した後など、退くことが必要になる場面もあるでしょう。


各登山家はゲーム中に一回ずつ、移動ポイントを消費して現在地にテントを設営することもできます。
自分と同じ色のテントに入った登山家は順応レベルが1だけ上がります。

k2 10

この画像の例だと、(フェイズ4で)マスの効果で1ポイント順応レベルが下がりますが、その後にテントの効果で1ポイント上がるので、実質的な被害は無しということになります。

一度置かれたテントは回収できず、ゲーム終了までそこから動きません。
そのため、どこに配置するべきかを慎重に考える必要があります。


『フェイズ3の例』
青いコマのプレイヤーであるダニーは、以下のカードを公開しています。

k2 12

彼はより高い場所に進んでいる方の登山家を、更に上へと進めることにしました。
まず順応カードを使い、登山家の順応レベルを2ポイント上げます。

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次に③の移動カードを使い、登山家を2マス進めます。
より高い場所に移動させたので、スコアトラックの対応するコマを動かします。

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最後に②の移動カードを使い、その場所にテントを置きました。

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移動ポイントが「1」余っていますが、彼はそれを使用しませんでした。
1枚のカードから得られる効果は全て1人の登山家に割り当てなければならず、もう片方の登山家を余りの「1」ポイントで移動させることはできないのです。

これでダニーの手番は終了です。



フェイズ4:順応チェック
各登山家が現在いるマスを確認し、以下の処理を適用します。

・青い円のマスにいる登山家の順応レベルを上げ、赤い円のあるマスにいる登山家は順応レベルを下げます。
・自分の色のテントがあるマスにいる登山家の順応レベルを1上げます。
・天候の影響を受けるエリアにいる登山家の順応レベルを下げます。

この処理の結果、順応レベルが0以下になった登山家は死亡してしまいます。
登山家が死亡した場合、得点トラックの対応するコマを「1」の場所まで下げます。



フェイズ5:ターン終了
スタートプレイヤーが左隣りに移り、天候マーカーが1つ進みます。
全てのプレイヤーは(山札があれば)カードを3枚引き、次のラウンドを開始します。



【ゲームの終了】
18ラウンド(18日)が終わったらゲーム終了です。
2人の登山家から得られる勝利点の合計がもっとも高いプレイヤーの勝利となります。




このゲーム一番のミソは、プレイヤーがそれぞれ2人の登山家を担当するという部分だと思います。
片方の登山家を頂上まで到達させることはそれほど難しくもない(まだもっとも簡単な難易度でしかプレイしていませんが……)のですが、もう片方の扱いをどうするかが非常に悩ましい。
ゲーム終了までの時間的な問題、容赦無く順応レベルや移動ポイントを削るマスと天候、高いエリアになるほど狭まっていく人数制限、さらには高得点を得た登山家を生存させるための方策も考えないといけない。
高得点への道のりは険しく、本当に茨の道としかいいようがありませんw

1枚のカードから得られるポイントは1人の登山家に全て割り当てないといけない、先を急ぎ過ぎるとリスクトークンを取らされる可能性がある、という部分もまた悩みの種で、これまたピリリと効いています。

でも、この息苦しさを乗り越えて頂上へと到達し、無事生還させることができたときの達成感と解放感はかなりのもの。
雪山登山というテーマを見事に表現しきっていると思います。


俺はプレイしていませんがソロプレイもあります。
一応、登山家の生還を楽にするファミリーバリアントなんてのもありますよ。


【個人的な評価】
★★★★★★★☆☆☆(7点:面白い)

【ルール難易度】
★★☆☆☆(簡単)
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